TPPのメリットとデメリットとは!?わかりやすく解説!

TPPのメリットとデメリットとは!?わかりやすく解説!

TPPとは?そのメリットデメリットは?

 

TPPという言葉はテレビや新聞で頻繁に目にするものの、そもそもどういうものなのか・どのような影響を及ぼすのか、よく分からない方も多いと思います。

 

そこでTPPとは何か、日本にどう影響するのかというものも含めて、メリットとデメリットをそれぞれ説明していきますね。

 

そもそもTPPとは?

日本・米国を中心とした環太平洋地域による経済連携協定(EPA)で、正式名称はTrans-Pacific Partnership(略してTPP・日本語では「環太平洋戦略的経済連携協定」)といい、12カ国の加盟国間での関税撤廃がメインの目的です。

 

ただし「環太平洋」と銘打っておきながら日米2カ国のGDPが圧倒的に高く域内GDPの91%を占めるため、実質的に「日米自由貿易協定」と変わりがないと言われています。

 

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TPPじゃなくて、日米2ヶ国間での協定ではダメなの?

ではどうしてアメリカは2カ国での協定ではなく「環太平洋」という規模で日本に加盟を迫ったのでしょうか。

 

これは交渉の枠組にオーストラリア・ニュージーランドなどが入っている点で、2ヶ国間よりも有利に交渉が進められるからではないかと思われます。

 

一番の懸念である「農産品の関税撤廃」という目的を達成するために、農業国であり日本への関税撤廃をかねてから希望しているオーストラリア・ニュージーランドとの共同歩調を取れる点で、単独交渉よりも有利だということです。

 

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日本がTPPに参加するメリットとは?

関税の撤廃によって日本製品の輸出額の増大が見込める!

もちろんここにメリットがなければ本来は参加表明する意味がないのですが、あくまで「日本企業に国際的競争力があれば」という理想論だと言えます。

 

日本家電製品の代表格であるシャープが買収されるほど力を失っている今の日本にとっておそらくこのメリット(とされているもの)は「絵に描いた餅」であって、輸出どころかかえって日本が外国製品で埋め尽くされるデメリットに思われます。

 

企業内貿易が効率化し、利益が増える!?

大手製造業企業は「日本製」を名乗っていても、人件費コストなどから製造拠点を海外に置いていることが多いので、この点は間違いなくメリットだと言えます。

 

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日本がTPPに参加するデメリットとは?

海外からの安価な商品が輸入されてデフレに拍車がかかる!

先に述べたように今の日本企業の競争力を考えると、このデメリットが現実のものとなる可能性が一番高いのではないでしょうか。

 

安い農作物(主に米)が流入し、日本の農業が打撃を受ける!

これをデメリットとする議論が日本のTPP参加の焦点になっています。

 

しかし「どうして農業(米)だけが特別扱いされるのか」という点が報じられることはあまりありません。

 

つまり農作物(米)の問題を先に挙げた「海外からの安価な商品が輸入されてデフレに拍車がかかる」という中に入れようとしない報道ばかりだということです。

 

これについて少しお話しますね。

 

TPPにおいてどうして農産物(米)の国内生産だけを特別に保護しようとするのかが本当の焦点!?

関税撤廃によって海外から安価なものが流入し日本の産業がダメージを受けることについて、例えば家電メーカーであれば「海外メーカーに負けない競争力をつけなさい」と一蹴されてしまっておしまいなのに対して、米農家に対しては政府が必死に保護しようとアメリカと協議を繰り返しています。

 

どうして米農家だけは政府が特別扱いをするのでしょうか?

 

表向きの理由は、

  • 日本人にとって米は主食という特別な食べ物だから
  • 日本の米は安全だから
  • 食料確保のため

 

と様々にそれらしいものを並び立てていますが、どれも「それでは他の食べ物を食べればいい」「日本人の米離れは毎年進行している」という点から見るとあまりに的外れです。

 

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まとめ

上記した様な表向きの苦し紛れの理由を絞り出してまで政府が本当に守りたいのは「農村部の自民党への選挙票」です。

 

60年以上保守党として存在する自民党は、高齢者が多く古くから癒着の関係にある農村部の票があって初めて成り立つのです。

 

その自民党の傀儡メディアである放送局・新聞などが表立ってこの点を指摘することはありません。

 

よって、すでに捻じ曲げられた報道で目を曇らせてしまうことなくTPPへの参加姿勢をひとりひとりが考えなければいけません。

 

 

本日も最後までご覧頂き誠にありがとうございました。

 

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