葬儀屋は儲かるの!?驚くほど低いその原価率とは

冠婚葬祭は人生に欠かせない重要なライフイベントですが、できることなら葬儀のことはあまり考えたくはないですよね。いつか必ずやらなければならないのですが、普段意識することがほとんどないため葬儀の費用に関してもあまり知らないという方も少なくないのではないでしょうか?

 

今回はこの葬儀屋という一つのビジネスモデルが本当に儲かるのか、それにかかる費用と原価率からみていきましょう。

 

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葬儀屋の原価率は驚くほど低い!?本当に儲かるビジネスモデルなの?

葬儀費用の平均は200万円!

まず葬儀費用は、宗派や地域の風習等により変化はしますが、一般的な葬儀の場合は約200万円の費用がかかると言われています。

 

その内訳は葬儀の看板、受付の机と芳名帳、祭壇と生花、棺桶、位牌、骨壷、お通夜の食事、香典返し、霊柩車とマイクロバスなど、葬儀一式を請け負う葬儀屋への支払いが120万円、お坊さんの読経料、戒名料などの費用が約80万円です。

 

これを高いと感じるか、安いと感じるかは個人差があると思いますが葬儀屋の内情を知るとおそらく全ての方が「これは高い」と感じるのではないでしょうか。

 

まず葬儀に使うモノは棺桶、位牌、骨壷、死体防腐のためのドライアイスなどを除けば受付セットや祭壇、霊柩車などはほとんどが再利用できるものばかりなのです。葬儀屋の収入源といわれる祭壇を例に見てみましょう。祭壇はものにもよりますが、新規購入時の価格はだいたい200万円〜300万円です。これをレンタルするというワケですが、そのレンタル料は40万円前後が相場です。

 

ということは、仮に300万円で購入しても8回の葬儀で元が取れます。9回目以降は祭壇本体の原価率0円になり、飾り付けの生花代しかかかりません。生花代は豪華なものでも5万円がいいとこなので、なんと35万円が粗利益、原価率はたったの12.5%です。

 

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原価500円の骨壷が3万円になる!?

葬儀屋は儲かるの!?驚くほど低いその原価率とは

祭壇だけではありません。骨壷も原価500円程度の中国製のものが3万円桐の棺桶も同じく中国製の8000円のものを10万円程度で提供するなどかなり理不尽な価格設定をしているといっても過言ではありません。

 

つまり、葬儀に必要な様々なものの原価率が軒並み10%台と非常に低いのです。言い換えれば、それだけ葬儀屋が利益を上乗せしているということです。しかし、祭壇の運搬費やセッティングなどの人件費は含まれていませんので実際の原価はもう少し高くなります。

 

「葬儀費用が異常に高い」「儲けすぎてるのでは?」などの批判はあるかもしれませんが、葬儀屋は毎日安定して商売ができるわけではないためどうしても1回あたりの利益を多めに取らないと商売としてやっていけないというのも事実なのです。

 

とはいえ、葬儀一式80万円といった内訳を明示しない見積もりをしたり、なんだかんだと追加料金が発生するなど葬儀屋側に問題がありました。故人をできるだけ気持ちよく送り出したいという遺族の心情につけこんでオプションを勧め、葬儀屋の提案を全部聞いていたら当初の見積もりの2倍になったといった話もあります。

 

まとめ

こうした実態が明らかになったことで、テレビや雑誌などで葬儀屋が批判されることも多々あったと思います。そのため、最近では費用を明確に提示する葬儀屋が増えており、中には原価も明示する業者まで現れています。

 

さらにお坊さんへの心がけやお布施も明瞭化する業者も出てきました。当時は1回の読経で何十万円ものお布施が必要なことも珍しくありませんでしたが、今は数万円で読経をしてもらえる時代になったのです。



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