ラップ口座と自分で資産運用するのはどちらが良いの?

今回はラップ口座と自分で資産運用するのはどちらの方が良いのかということについて見ていきましょう。

ラップ口座と自分で資産運用するのはどちらが良いの?

これは結論からいうと、自分で資産運用をした方が良い投資結果が実現できます。ラップ口座というのは、個人が証券会社信託銀行と投資一任契約を結んで、資金の運用から管理までを任せるサービスのことです。

全てをお任せできるという点では、一見便利な商品に見えますが、問題はラップ口座を使った場合の「トータルコスト」です。

一見便利そうなラップ口座だが落とし穴もあるの?

ラップ口座の手数料は、会社によって異なりますが、顧客から預かる資産に対して年2%程度になります。しかし、実際にかかるコストはそれだけではありません。

多くの場合、投資信託を使って運用していますから、それぞれの投資信託にかかる信託報酬もコストとしてかかってきます。さらに、その投資信託がファンド・オブ・ファンズ型の商品であったりすると、投資信託の中で投資しているファンドのコストもかかってしまうケースもあります。

しかし、どの金融機関の説明ページを見ても、コストが具体的にどのくらいになるかは書かれていません。とある金融機関のラップ口座の費用の説明には、こう書いてあります。

「費用の合計額及び上限額については、資産配分率、運用状況、運用実績等に応じて異なるため、具体的な金額・計算方法を記載することができません。

厳密にコスト計算するのはかなり複雑な作業ですが、大まかなコストを試算することは可能です。ラップ口座自体のコスト(年間2%程度)に加え、投資信託の信託報酬(年間1〜1.5%程度)がかかりますので、年間3%以上のコストになっていても不思議ではありません。

1億円の残高でコスト3%なら、年間300万円になります。低コストのインデックスファンド(投資信託)やETF(上場している企業を扱っている投資信託)を組み合わせれば、年間のコスト1%以下でラップ口座と同じような運用成績を狙うことは可能です。

もし残高1億円で運用コストが1%節約できれば、年間100万円のメリットがあります。これが10年続けば、なんと100万円もの差になってくるのです。

高額な手数料にもかかわらずなぜ利用者が多いのか?

これだけ高い手数料を取られるにもかかわらず、利用する人があとをたたないのは、個人投資家のコスト意識が薄いことが原因です。

手数料をたくさん取られていても、株高や円安が進めば、収益の中にコストが隠れてしまい、取られている実態があまりなくなってしまうのです。

金融商品を使った運用では、コストを下げることが投資成果を上げるためにもっとも効果的な方法です。運用の方法をファイナンシャルプランナーなどの専門家にお金を支払って相談するのにかかるコストはせいぜい数万円です。

運用金額が大きくなればなるほど、お任せ運用はやめて自分でした方がずっと良い結果を得られるはずです。

まとめ

ラップ口座は便利なお任せサービスですが、年間のコストが3%近くかかることがあり、高コストです。インデックスファンドを活用すれば低コストで投資の成果を高められます。



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です