プライベートバンクと普通の金融機関どちらと付き合うべきなの?

プライベートバンクと言うのも最近よく聞く言葉ですが、普通の金融機関とどう違うのか、どちらとお付き合いをするべきなのかについて少し見ていきましょう。
 

プライベートバンクと普通の金融機関どちらと付き合うべきなの?

これは結論から申し上げますと、普通の金融機関だけで十分です。プライベートバンクとは富裕層をターゲットとしたフルサービスの金融機関です。
 
 
 
スイス系のクレディスイスやUSBが代表的ですが、日本のメガバンクも富裕層に向けた同様のサービスを提供しています。
 
 
 
フルサービスといっても、資産運用に関する特別な能力があるわけではなく、専門の担当者がついて、きちっとしたアセットアロケーション(資産全体をどのように配分したらよいか)をアドバイスしてくれたり、社内で作成された投資レポートを送ってくれたりといったサービスを提供しています。
 
 
 
その分、普通の金融機関より手数料は高めです。手数料が高い分、一人一人に合ったオーダーメイドのアロケーションをしてくれますが、だからといって高い運用成績が保証されていると言うわけではありません。
 

スポンサーリンク

プライベートバンクは「普通の人」でも利用できる!

プライベートバンクは、それぞれの金融機関によって資産5億円以上とか10億円以上というように基準を設けていますが、実は厳密なルールではなく、金額に達していない方であっても口座開設できます。
 
 
 
10億円以上と謳っていても、10億円の残高証明を見せなければいけないと言うわけではありません。将来的に有望なお客様になってくれると思えば口座開設手続きをしてくれることもあります。
 
 
 
プライベートバンクは金融取引の手数料が高い分、それ以外の相談にも柔軟に対応してくれます。
 
 
 
例えば、海外の税制に詳しい税理士を紹介してほしい、子供がスイスの学校に留学したいので推薦状を書いてくれる人を紹介してほしい、来月シンガポールに行った時に現地の専門家を紹介して欲しい、といった要望です。
 
 
 
また、富裕層を対象に、高級レストランで開催されるような非公開のセミナーに無料で参加できたり、ゴルフ大会でプロゴルファーと一緒にラウンドできるといった、特別なイベントもあります。次の金融機関ではなかなか対応できない非金銭的なサービスです。
 
 
 
また、オーナー経営者の中には子供への事業継承や、遺産相続などの悩みを持つ人が多く、誰に相談して良いか分からないという人にとっては頼りになる存在です。

プライベートバンクに「錬金術」はあるのか?

プライベートバンクに全く意味がないわけではなく、お金では買えないサービスを受けたいという富裕層にとっては、十分な価値があります。
 
 
 
ただし、魔法のような投資商品が揃っているとか、特別な運用方法があるといった事はありません。プライベートバンクに預ければ絶対資産が増えるわけでもありませんし、むしろ、手数料高めな分、運用利回りは低下してしまう可能性もあります。
 
 
 
プライベートバンクにお金を預ければ、絶対に損をしないといった、過剰な期待は禁物です。純粋に資産を運用だけを考えるのであれば、プライベートバンクを利用する価値はありません。
 
 
 
副次的なサービスとコストの比較で、高いコストを払っても良いと思える人たちのための金融機関です。
 

まとめ

プライベートバンクを使うと専門の担当者がついて、きめ細かなサービスを受けられますが、特別な運用商品があるわけではありません。「非金銭的」なサービス以外は、普通の金融機関で十分です。



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です