4年に1度のオリンピック開催で、株式市場の注目を集める「オリンピック関連株」ですが、リオデジャネイロの2016年と東京の2020年という開催時期を考慮したら、かなり中長期的な投資になります。
やはりこの中長的な期間ということで、今回は配当や株主優待等を絡めながら長期にリターンを狙える銘柄をご紹介していきたいと思います。
- 期待利回り:約5.9%〜約12.2%
- 設立ファンド:38億円
- 最低投資金額:1万円〜
- 運用期間:最短約7ヶ月
- 口座開設費用:0円
- 口座維持手数料:0円
目次
オリンピック関連株で長期にリターンが狙える銘柄は!?
オリンピック関連株といえば、まず大本命である「スポーツ関連株」ですが、東京オリンピックのゴールドパートナーであるアシックスは、リオと東京の2つのオリンピックの影響で販売利益が増える可能性がかなり高いと言えると思います。
アシックスの2015年8月に4000円の高値をつけた後は、調整局面に入り、3000円を下回る株価には値ごろ感が漂っています。アシックス同様、同じスポーツ銘柄ということでこれにはミズノもあり、特に野球に強いブランドというところから東京の正式種目に採択される好材料になってくるかと思います。
株主優待がかなり充実しているというのも大きな特徴であり、アシックスだと100株以上の保有で自社製品の15%割引券5枚で、1000株以上の保有であれば、20%割引券が5枚もらえるみたいです。
優待券自体は自分で使っても良いし、オークション等で売っても結構良い値段で売れそうですね。配当と合わせても結構高い投資利回りが期待されますね。
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株主優待株の買い方のコツとは!?
実は先述した株主優待が付いている株の買い方には、ちょっとしたコツがあるというのをご存知ですか?例えば、先で出たアシックスであれば、6月と12月に優待権利確定日を迎えます。
そして、一般的に株価というものは、権利が確定された次の日から安値に向かい次の権利日まで下がっていくのです。それであれば、もちろん権利確定日の翌日以降の安値が狙い目ですよね。
もし、権利日翌日以降に安くならない場合は、安い株価で「指値注文」することをオススメします。ただし、株価は指値からさらに下落する可能性もあるので、もしお金に余裕があるのであれば、一度に全額買うよりも3、4回に分けて買うのが良いと思います。
そうすることによって、平均の買いコストが下がり、そこまで大きくは株価が上がらなくても、リターンが得やすくなるのです。
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その他の狙い目のオリンピック関連株は!?
その他のオリンピック関連株にも目を向けてみましょう。リオの本大会や、東京での出場枠を争う日本人選手の活躍を見て、自分の子供にもなにかスポーツを習わせたいと考える方は少なくないはずです。そんなニーズをに答えるのがスポーツクラブのセントラルスポーツです。
全国200箇所以上に施設を持っており、株価は2000円前半の高値圏で安定的な推移を見せています。
それと忘れてはならないのが、オリンピック関連株の要の一つである「建設株」です。知名度は低いのですが、建機レンタル最大手のカナモトは、大穴株としてとても期待できるのではと思います。この建機レンタルの業態は、建設特需があると株価の上昇に勢いがつきます。
東京オリンピックの開催まで4年もあり、首都圏でのインフラ工事の増加はこれからといえます。それだけに、じっくりと長期保有しておきたい株です。もちろん株主優待もあり、本社が札幌ということで、1000株以上でホクレンのカタログから北海道の特産品が選択できるみたいです。
また、アベノミクスの円安効果で外国人観光客からの爆買いが増えています。主に中国人観光客が多いのですが、この爆買いはマスコミでもかなり取り上げられましたが、その受け皿の一つとなったのが家電量販店のヤマダ電機です。
2015年3月期の業績は、消費税率アップの駆け込み買いの反動減でかなり苦戦して、株価は500円台での低迷が続きました。しかし、不採算店の閉鎖が奏功し、業績は回復基調にあります。また、開催国やオリンピックに特化した証券関連商品もあります。
例えば、リオオリンピック関連であれば、ブラジルの株価に連動したETF(上場投資信託)ですが、為替リスクがつくという面もあるので注意が必要です。一方、東京オリンピック関連の投資信託としては、「2020年東京日本株式ファンド・メダルへの道」があり、これは手数料や信託報酬などのコストがかかってきてしまうので、組み込まれている銘柄を参考にするだけでも良いと思います。
まとめ
東京オリンピックまではまだ時間がありますので、長い目でみてリターンがありそうな伸び代のある企業に注目することが大切になってくると思います。
- 期待利回り:約5.9%〜約12.2%
- 設立ファンド:38億円
- 最低投資金額:1万円〜
- 運用期間:最短約7ヶ月
- 口座開設費用:0円
- 口座維持手数料:0円
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