命の値段っていくらなの?あなたの価値教えます!

本来「命の価値」というのは金銭では測れないモノなのですが、万が一労災や交通事故などで死亡してしまった場合や重度の後遺症が生じた場合は、その人の「命の値段」ともいうべき金額を計算して支払う賠償金額を決定するのです。

 

今回はその「命の値段」について解説していきます。

 

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逸失利益で「命の値段」を算出する?!

命の値段っていくらなの?あなたの価値教えます!

「命の値段」の基本的な考え方はその人が生きていれば(または健康体であれば)本来受け取れたであろう利益(収入)を算出するというモノです。

 

この本来得られるべきであるにもかかわらず、得られなくなった利益のことを「逸失利益」と呼びます。

 

逸失利益(いっしつりえき、英: Lost profit)は、本来得られるべきであるにもかかわらず、債務不履行や不法行為が生じたことによって得られなくなった利益を指す。得べかりし利益(うべかりしりえき)とも言われる。逸失利益の算定では果たしてどこまでが本来得られるべきであった利益か、その確定は容易でなく訴訟などでもよく争点となる。

出典 Wikipedia

 

この「逸失利益」を求める際に用いられるのが「ライプニッツ係数」と呼ばれるモノです。

 

「ライプニッツ係数」は、事故によって収入を得られなくなった喪失期間と中間控除率(将来に渡る運用益を引いたモノ)を係数化した値で、現在の年収に事故時の年齢に対応したライプニッツ係数をかけることで逸失利益額を出すことができるのです。

 

例えば、年収500万円の男性が30歳で死亡した場合はライプニッツ係数によって算出される逸失利益は8355万5千円(500万円×16.711)となります。

 

これがその人が生涯で受け取れたであろう利益の金額というワケです。なお、収入は原則として事故前1年間のモノを基礎としますが、将来、現在以上の収入を得ることについて立証があればその収入額を基礎とできます。

 

死亡時の喪失期間は、成人は原則として死亡時から67歳まで、18歳未満の場合は67歳から18歳を引いて49年間となります。また、日本の場合は中間控除率は5%と決まっています。

 

ちなみに死亡時の賠償額を決定する場合は、ライプニッツ係数によって算出された逸失利益からさらに生活控除率を差し引く必要があります。

 

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まとめ

命の値段っていくら?あなたの価値教えます!

出典 http://support-jiko.jp/contents/jiko_isshitsurieki/

 

上記の表は18歳〜のライプニッツ係数を表にしたモノです。逸失利益額は現在の年収(あるいはその年齢の平均年収)に、事故時の年齢に応じた係数をかけることことで導き出せます。

 

例えば、年収600万円の39歳であれば、600万円×14.898=8938万8千円がその人の逸失利益額ということになります。

 

先述しましたが、死亡時の賠償額を決定する場合は逸失利益からさらに生活控除率(その人が生きていた場合に必要となったであろう生活費を控除したモノ)を差し引く必要があり例えば生活控除率30%の場合だと賠償額は6257万1千6百円となります。



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