薬の価格はどうやって決めているの?意外と知らないお金の雑学!

薬の価格はどうやって決めているの?意外と知らないお金の雑学!

 

あなたは薬の価格がどのようにして決まるかをご存知ですか?

 

今回は私たちが普段病院で診療してもらった際にもらう薬の価格の決まる仕組みについて見ていきましょう。

薬の価格の決め方について徹底解説!

薬の価格はどうやって決めているの?意外と知らないお金の雑学!

実は病院、製薬会社では薬の価格は決められない!?

医薬品の価格(薬価)は実は国によって決められており、2年に1度の診療報酬改定の際に見直されることになっているのです。(※これを薬価改定という)

 

私たちが普段、病院などで処方される薬の価格は、病院、製薬会社で決められるものではなく、すべて国(厚生労働省)が決めているものなのです。

 

そこでなぜ2年に1度見直すのかというところなのですが、実際に病院等が医薬品卸業者から仕入れる価格(実勢購入価格)は、卸業者がつけたものであり国の定めた価格よりも安くなっています。

 

そこで診療報酬改定の際に、市場の実勢価格を調査して薬価と一定以上の差があると判断された場合は、実勢購入単価に近づくように調整を行っているのです。

 

 

ちなみに、市場の実勢価格が薬価に影響するということは、全く同じ成分の薬であってもその商品によっては価格が異なる場合があるということです。

 

つまり、実勢価格が高いものは薬価も高く、低いものは薬価も低くなるという仕組みになっています。

 

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新薬の場合は市場にその類似薬品があるかによって決め方が異なる!?

薬の価格はどうやって決めているの?意外と知らないお金の雑学!

まだ市場に出回っていない新薬の場合は、類似薬品の有無や画期性、原価コストなどによってその価格が決定します。

 

新薬が保険診療で使われるようになるためには、各種の試験を経た後、国の承認を得る必要があるのですが薬価もこの際に評価されて決定される仕組みです。

 

具体的には、まず作用の似た類似薬品がすでにある場合は、既存の薬の1日薬価(1日服用分の薬価)が基本となります。

 

例えば、1錠100円で1日3回1錠ずつ服用する既存の薬に対して、同じ効果だけど1日1回服用すれば良い新薬が開発されたとします。

 

この場合、既存の薬は1錠100円×3回で1日300円かかる計算になりますので、新薬もこれに合わせて1錠300円という金額になるのです。

 

これを基本として、その新薬がより画期的であるかなどを評価してさらに外国の新薬とも比較して最終的な薬価が決められるというワケです。

 

一方で、既存の類似薬品がない場合は、製薬企業が提示する原価や販売流通の経費などから薬価が決定されます。この際に、その新薬がすでに外国で使用されている場合はその薬価も考慮されます。

 

ちなみに最近では「ジェネリック医薬品」(後発医薬品)という言葉もよく聞きますが、これはすでに有効性や安全性が実証されてきた医薬品(先発医薬品)と同じ成分、規格を持った低価格の薬のことです。

 

新薬にはそれぞれ20〜25年の特許期間というものがあり、その間は開発メーカーしかその薬をつくることができません。

 

「ジェネリック医薬品」は、その特許期間が満了したあとに製造された薬で、国の承認にあたって新薬よりも臨床試験などが省略でき、その分開発費用も抑えられるため低価格を実現できるのです。

 

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まとめ

✔︎新医薬品

⒈類似薬効比較方式(類似薬があるケース)

既存の類似薬の1日薬価(1日服用分の薬価)を基本として、その新薬の画期性、有用性、至上性などを加算。これに海外平均価格などの調整を行って最終的な薬価が決定します。

⒉原価計算方式(類似薬がないケース)

製薬企業が提示する原価や販売流通の諸経費、営業利益などをもとに薬価が決定されます。その新薬がすでに海外で使用されている場合は、その平均価格による調整も行われます。

 

本日も最後までご覧頂き誠にありがとうございました。

 

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