厚生年金の加入で得する3つの理由とは!?

厚生年金の加入で得する3つの理由とは!?

前記事【※え!誰でももらえる?!年金受給の基礎3選!参照】でご説明しました老齢基礎年金、障害基礎年金、遺族基礎年金の年金給付は、すべての国民に与えられる公的年金の基礎の部分ですから、特別、国民年金に加入している方が不利になることはありません!

 

しかし、厚生年金に加入している方には、独自の給付が何点かついており、それ込みで国民年金に加入している方と比較すると明確な差があります。

 

なお、公務員の共済年金の給付も厚生年金の給付内容とほとんど同じなので、これからご説明する厚生年金のことは共済年金にも共通すると認識しておいてくださいね!

 

厚生年金加入者は夫婦で月23万支給!?老齢厚生年金とは

厚生年金加入者は、老齢基礎年金の基盤の部分に加えて報酬比例部分の年金ももらえるのでその点では国民年金とは明らかに異なります。

 

働いている現役時代には、自分の収入に応じた金額を支払っているので、当然給付も手厚いものというのは、当たり前のことですよね!

 

支給開始年齢は老齢基礎年金と一緒で原則65歳からの給付になるのですが、国民年金加入者と決定的に異なる点は、60歳〜64歳までの間に報酬比例部分が支給されるというところです。

 

例えば、65歳から満額の179万円受給資格がある方なら、そのうち65歳にならないと受給できないのが定額部分の79万円のみなので、残りの報酬比例部分の100万円というお金に関しては、60歳から受給できるのです。

 

しかし、この報酬比例部分の支給開始年齢というのは、年々高くなっており、ある一定の年代以降(男性は昭和36年4月2日以降、女性は昭和41年4月2日以降)に生まれた方は、報酬比例部分、定額部分ともに全額65歳からの支給となってしまいます。

 

老齢厚生年金の受給額の計算は主に、加入期間の平均給与、加入期間、生年月日、物価スライドの4点で行われます。

 

国民年金加入者が40年間フルで納めたとしても、夫婦1ヶ月で13万円程度のみなのに対して、厚生年金加入者は同じ条件で月23万円前後受給しているので、かなりの差があるということがわかりますよね!

 

具体的な報酬比例部分の目安としては、40年間加入していたという前提条件で、平均給与10万円あたり34万円くらいですので、平均給与が30万円の方であれば、34万円×3ということになり、102万円になります。これが報酬比例部分で、これに老齢基礎年金が加算される形になります。

 

まあこれはかなりだいたいの計算になるので、あくまで目安として考えてくださいね!

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厚生年金加入者は年下の配偶者で年間40万円!加給年金について

仮に厚生年金加入者の夫に年下の妻がいたとします。ここに一つ問題として、長年働いていた夫が定年退職した際に、その妻が自分の国民年金を受給するまでの間、夫1人の年金だけで生活していかなければならないという事態が起こります!

 

これに対して、厚生年金では、受給開始時に一定の条件を満たす配偶者がいる場合は、家族手当として「加給年金」というものを支給しているのです。

 

もし仮に昭和18年4以降に生まれた夫が厚生年金の受給をはじめたとすると、妻を扶養している夫におよそ、加給年金が約23万円、特別加算額が17万円プラスされて、年間約40万円も給付されることがわかります。

 

加入期間などにかかわらず、年下の配偶者がいるという理由だけで、このような給付があるというのは国民年金の未納期間が多い方や、年金に期待できないなんていう方にとっては、とても助かる話ですよね!

 

ひとつ先述した条件の部分を申し上げますと、厚生年金加入者がこれ単独で、20年以上加入しており、配偶者は厚生年金に20年以上加入していないことが条件ですので、注意が必要ですね!

 

 

【加給年金まとめ】

加給年金とは、厚生年金の65歳支給開始時に、まだ年金の受給開始年齢に達していない配偶者に支給される家族手当のことです。

 

注意点として、報酬比例部分のみを受給している方は、加給年金は支給されません。満額受給開始時にまだ年金をもらっていない配偶者がいたら厚生年金受給者の年金に加給年金を加算します。

 

そして、配偶者が65歳になり年金がもらえるようになったら、加給年金の受給はストップされて、代わりに今度は配偶者本人に「振替加算」というものが支給されます。

 

 

年下の配偶者がいる厚生年金加入者は振替加算でさらにお得!!

先述しましたが、年下の配偶者がいると受けられる加給年金は、配偶者が公的年金の受給とともにストップされます。

 

配偶者が年金受給スタートして加給年金の受給がストップした後、今度は配偶者がもらい始めた年金に振り替えて、家族手当が支給されるのです。

 

支給金額は年間数万円程度とかなり少なくなりますが、すでに配偶者も年金をもらい始めているので、それでもお金がもらえるだけいいですよね!

 

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まとめ

なお、上記した振替加算に関しては、年金財政が厳しいというのもあり、そこまでの給付は適切でないとされて、昭和41年4月1日以降に生まれた人は振替加算が給付されなくなってしまいましたので、注意してくださいね!

ここら辺のお話は少しややこしくて難しいと思う方もいらっしゃるとは思いますが、覚えておいて損はないので、ぜひチェックしておいてくださいね!

 

 

本日も最後までご覧頂き誠にありがとうございました。

 



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