財政政策による経済効果とは!?公共事業を行えば世の中の景気はあがるの?

今回の記事では、「財政政策によってどんな経済効果があるのか」「公共事業を行うことで世の中の景気が上がるのか」を具体的にみていきましょう。

スポンサーリンク

 

財政政策による経済効果とは!?公共事業を行えば世の中の景気はあがるの? 

財政政策とは、国や地方自治体がお金を出して財政出動、公共投資(公共事業)を行うことです。近年で考えると、北陸新幹線・北海道新幹線が開業しました。
 
 
 
リニア中央新幹線も着工され、民主党時代に大きく取り上げられた群馬県の八ツ場ダムは、2020年の完成を目指しています。
 
 
 
 
自動車専用道もまだまだ伸びていて、現在では関東圏の第二東名自動車道、圏央道、外環自動車道、中部では東海環状自動車道、関西では新名神高速道路などが着工されています。
 
 
 
また、東日本大震災でダメージを受けた橋や道路、堤防かどの修復は現在も続けられています。
 

スポンサーリンク

 
日本全国で行われているこうした公共事業に、2016年度では約51兆円が使われています。景気は上げるための政策として、なぜこうした公共事業行うかというと、下記のような経済効果が期待できるからです。
 
 
  1. 工事を落札した大手建設会社の収益が上がる
  2. その工場請け負った中小企業の収益が上がる
  3. その工事を孫請けした零細企業の収益が上がる
  4. それら企業が工事に必要な機械や設備を買う
  5. それが企業の雇用が増え、社員の給料が上がる
  6. 雇用されて給料が上がった社員の買い物が増える
  7. 社員たちの買い物が増え、店やメーカーが儲かる
  8. 店やメーカーの社員の給料が上がり、買い物が増える
 
政府や自治体が公共事業行うことによって所得が上がった人々の消費が増え、さらに他の人たちも儲かり所得が上がる、という儲けの連鎖が起こります。
 
 
 
つまり、例えば3兆円の公共事業による投資が結果的には世の中の儲けとして5兆円にも増加すると期待されるわけです。
 
 
 
 
こうした現象を「乗数効果」といいます。この乗数効果を唱えたマクロ経済学者であるケインズは、失業者を減らして景気を良くするための公共事業に関してなんと下記のようなことを言っています。
 
「穴を掘って埋めるだけ」でも効果がある。
 
つまり政府が景気対策として公共事業を行う場合に大切なのは、その事業内容ではなく、この相乗効果にこそ意味があると説いているのです。 
 



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です