「景気」がよければGDP (国内総生産)が上がる!?その仕組みとは

前回記事《経済の基礎を解説!「景気が良い状態」とはどんな状態なの?》のように「日本が好景気かどうか」を判断する経済指標にはたくさんの種類がありますが、中でも重要なのがGDP (国内総生産)です。今回はその「景気」とGDPの関係性と仕組みについて解説していきます。

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「景気」がよければGDP (国内総生産)が上がる!?その仕組みとは

美人ファイナンシャルプランナー
今回は前回に引き続き、「景気とGDPの関係性」について解説していくわよ!
生徒
はい!よろしくお願いします〜♫
美人ファイナンシャルプランナー
まず「景気動向」というものについてGDPが重要ということをしっかりと頭の中に入れておいて!
生徒
なるほど‥でも、なんで「景気動向」についてGDPが重要なんですか?
美人ファイナンシャルプランナー
なぜGDPが「景気動向」に関して、最も重要な経済指標のひとつかというと、それが日本全体の「儲け」そのものを表しているからよ!

景気が良くなるには、日本が儲かっていることが重要です。この日本の「儲け」の総額が大きくなれば景気も良くなるはず、と考えられるからです。GDPとは、「国内で1年間に生産された付加価値の総額」と定義されます。「付加価値」というのが分かりづらいと思いますが、つまり儲け」のことです。

美人ファイナンシャルプランナー
だから、日本のGDPとは日本にいるみんなが1年間に作った利益の総額」ともいえるの。このGDPには、日本にあるカレー屋さんで働いているインド人の儲けも含まれるわ!
生徒
なるほど!そういうことなんですね!
 
ちなみに、2015年の日本のGDPは532兆1914億円でした。日本のGDPは今、アメリカ、中国に次いで第3位です。
 
 
 
このGDPについて、また前回記事《経済の基礎を解説!「景気が良い状態」とはどんな状態なの?》から引き続き、コロッケ屋さんで考えてみましょう。あなたが経営するコロッケ屋さんでは、大学イモも売っています。
 
 
 
この大学イモが1パック売れたことによるGDPは下記のようになります。
    • 農協は原価ゼロで作った種イモを1個10円で農家に売った。(儲け10円)
    • 農家はサツマイモを1個30円で八百屋に売った。(儲け20円)
    • 八百屋はサツマイモを1個60円でコロッケ屋に売った(儲け30円)
    • コロッケ屋は大学イモ1パック(イモ1個分)を、120円で販売した。(儲け60円)
美人ファイナンシャルプランナー
上記のそれぞれの儲けは、農協10円、農家20円、八百屋30円、コロッケ屋60円であり、これを全部合わせると120円なるわ。つまり、農協が原価ゼロで生み出した種イモから、皆が生み出した付加価値が120円ということなの!
それはみんなの儲けの総額であり、結果、大学イモ1パックにおけるGDPです。ちなみにもし、農協が種イモを自作せず、海外から1個5円で購入していたら、そのため種イモは「国内」で生み出された「付加価値」ではありません。
 
 
 
なので、農協の儲けは5円となり、みんなで生み出した大学イモのGDPは115円となります。
 
 

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GDPを上げるには「買い物」を増やそう!

美人ファイナンシャルプランナー
ところで、コロッケや大学イモを最後に買ったのは誰だった?
生徒
え、誰って、、、お客さん?

美人ファイナンシャルプランナー
そう!お客さんよね。そうした最終消費財を買う人のことを、「最終消費者」というわ。もしかしたら中国からの観光客もコロッケを買ってくれた最終消費者かもしれないわね。その場合も、日本のコロッケ関係者が儲かるので、その売り上げは日本のGDPに含まれまれるわ!
では、GDPの内訳はどのようになっているのでしょうか。日本で買い物をしたお客さんは誰なのでしょうか。実は日本のGDPの約56%は「個人消費」です。つまり、日本にとって1番のお客さんは我々国民であり、国民の買い物が、日本のGDPの半分以上を支えているのです。
 
 
 
もちろん企業も買い物します。工場を新しく建てるときには建設会社などにお金を払いますし、商品を製造するための機械を工作機械メーカーから買ったりしてますね。これを「設備投資」といって、日本のGDPの約15%を占めています。
 
 
 
 
でも、企業は製品を作るための材料も買っていますよね。コロッケの原材料などです。企業は設備投資以外にもたくさん買い物をしますが、コロッケを買う最終消費者が個人であれば、それらコロッケの原材料の売買で得られた儲けは、GDPにおいては個人消費に入ります。
 
 
 
 
国や地方自治体も買い物をします。この公的機関の買い物には、主に公務員や自衛官等の給料が含まれる「政府消費」と、道路の建設、リニア新幹線の敷設等による「公共投資」などがありますが、国内の景気に大きく影響与えるのは公共投資であり、これがGDPの約5%を占めています。
 
 
美人ファイナンシャルプランナー
日本で作られた車を、海外の人が買ってくれたら、それも日本の儲けになるわ。その儲けは、GDPの項目としては「輸出」として計上されるの。あなたのコロッケを買ってくれた中国人がいたわね。それも輸出された日本の儲けとして計上されるわ!
 
生徒
そうなんですね。日本のGDPの内訳はそういうふうになっていたんですね!
 
逆に、日本にいる人が海外から商品を買う場合は「輸入」ですが、その場合は、日本は儲けていないのでGDPの上ではマイナスで表されます。
 
美人ファイナンシャルプランナー
このことから分かるのは、日本の景気を良くするには「個人」「企業」「海外」の人たちが、日本でたくさん買い物をする、または投資をする必要がある、ということよ!
生徒
なるほど‥前回の記事からココにもつながっていたんですね!
美人ファイナンシャルプランナー
日本の景気が良くなるように、国や地方自治体も日本の企業などから買い物をしたり、投資をしているのよ。しっかりと覚えておいて!
生徒
はい!わかりました。今回もありがとうございました!!



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