株を買うタイミングは上がった時?下がった時?”ドルコスト平均法”とは

今回は株を買うタイミングについて少し見ていきましょう。

株を買うタイミングは上がった時?下がった時?”ドルコスト平均法”とは

過去の株価の上げ下げは、投資判断には直接関係ありません。投資の判断は過去に上がったか、下がったかではなく、その株の現在の値段が本来あるべき価格に比べて割高か割安かで決まります。割安だと思えば、上がっていても買えば良いし、割高だと判断したら下がっていても買ってはいけないのです。

 

例えば、企業価値から算出した適正株価が1000円のものがあったとして、今まで600円から800円に値上がりしていたとしたら、まだ200円は安いことになりますから買っても良いということになります。逆に、1000円から800円に値下がりしたとしても、同じように適正価格より割安ですので、投資判断は同じということになります。過去の値動きは関係ないのです。

 

難しいのは、その株の適正な株価が幾らかを判断することです。短期的には、株価は市場心理で変動しますので、タイミングよく投資するのはプロでも難しいことです。

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タイミングがわからないなら「時間分散」をする!

投資タイミングを判断することはプロでも難しいと言いましたが、それならタイミングを考えない投資をすれば良いということになります。時間を分散させる投資方法です。

 

例えば、投資信託であれば毎月1000円から積立で購入できるサービスがあります。タイミングを集中するのではなく、同じ金額で分散させていくことで、上がっている時も、下がっている時も平均的に買っていくという方法です。これは「ドルコスト平均法」と呼ばれる投資方法です。

 

ドルコスト平均法のメリットは、高い時には少なく、安い時には多く自動的に買えるということです。下の表はドルコスト平均法の購入例ですが、毎月3株購入するより、毎月3万円購入する方が、同じ9万円の投資額でも2株多く買えることがわかります。

ドルコスト平均法の買い方

1月2月3月合計
株価10,000円15,000円5,000円30,000円

毎月3株ずつ購入

購入株数3株3株3株9株
購入金額30,000円45,000円15,000円90,000円

毎月3万円ずつ購入

購入株数3株2株6株11株
購入金額30,000円30,000円30,000円90,000円

投資のタイミングを考えて5000円に値下がりした時に18株買うのがベストの方法ですが、15,000円になった高額の時に投資してしまうと、6株しか買えません。最初からタイミングを狙わないで、毎月定額で投資していくのが「失敗の可能性が低い方法」になります。

 

感情的に投資をすると株価が下がると投資に消極的になり、上昇しだすと積極的になって、結局うまくいかないケースが多いのです。ドルコスト平均法のように、上がった下がったに関係なく、時間を分散して購入していく方法はストレスも少なく、長期で資産を形成するのに向いていると言えます。

まとめ

タイミングを考えて投資をしても、結局高値掴みになってしまうケースが多いものです。なのであれば、時間分散を行うドルコスト平均法のような投資方法が賢明です。



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