医療費の仕組みってどうなってるの?その内容を徹底解説!

あなたは医療費がどのような仕組みで決められるかというのをご存知でしょうか?

 

そもそも医療費を決めているのは病院ではなくなのですが、では一体「医療費を決める基準はなんなのか」「医療費はどのようにして決まるのか」などの医療費の決め方の仕組みについて見ていきましょう。

 

医療費の仕組みについて徹底解説!

医療費の仕組みってどうなってるの?その内容を徹底解説!

医療費は診療の点数×10円で算出している!?

私たちが病院で診療等を受けた際に支払う医療費は、正式には「診療報酬」といい、国によって診療や手術など様々な保険診療ごとに事細かく規定されているのです。

 

この診療報酬は「診療報酬点数表」というものに基づいて1つ1つの医療行為に対して「点数」が付けられます。これは「医科」「歯科」「調剤」の3種類があって1点につき10円が報酬額となりますので、点数の合計×10円が医療費の価格となるのです。

 

受診者はその1部(自己負担分)を窓口で支払い、残りは公的医療機関から支払われるという仕組みになっているのです。この診療報酬なのですが、2年に1度改定が行われます。まず、年間予算から医療費の支払いにどれくらいをあてるかという「改定率」を内閣が決定し、次にそれぞれの医療行為や薬代にどう配分するのかを決めます。

 

この部分は、病院と診療所といった各医療機関間、内科、外科、耳鼻科、小児科、歯科といった各科間の配分争いになってしまうために診療報酬点数表は「中央社会保険医療協会(中央協)」という機関で審議することになっています。

 

この協議会は、健康保険組合連合会(健保連)など診療報酬の支払い側7人、日本医師会などの診療側7人、公益代表6人の合計20人の委員で構成されておりこのように3者構成にすることにより、公平な配分になるようになっているわけです。

 

ここで決まった診療報酬点数表は、最終的に厚生労働大臣が告示で示すこととなっています。

 

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病院が決めるのは自由診療の医療報酬!

医療費の仕組みってどうなってるの?その内容を徹底解説!

それでは、美容整形を行う際や歯医者で金を詰めた際などの「保険が適用されない診療」だったケースはどのように医療費を決めるのでしょうか?

 

これは「自由診療」と呼ばれるもので、がん治療などで厚生労働省が承認していない抗がん剤や医療機器を使う治療を行ったケースも含まれます。つまり、保険適用外の治療は全て自由診療となります。

 

自由診療は、患者と医療機関との契約により行われるものなので、最低限の医療法や医師法による規定には従わなければならないというルールはあるのですが、原則は医療費に法的な規制などはなく病院側の一存で自由に決定できるのです。医療費についての制限等がありませんので、この自由診療は場合によっては莫大な医療費がかかるということもあります。

 

その代わりに、新薬の投与や最先端の医療などを受けることができ、金額に見合うだけの治療環境や医療技術が提供されますので、質の高い医療を受けることができるというメリットはあります。

 

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まとめ

いかがでしたでしょうか?医療費の決め方にはこのような経緯があったのです。ちなみに上記したことの補足として日本では原則的に保険診療と自由診療の混合が認められていません。

 

そのため1回の受診で保険が使える診療は保険診療で行い、保険適用外の部分は自由診療を受けるということができなくなっています。これは平等な医療を受ける機会を保証した「皆保険制度」の趣旨に反するからというのが大きな理由です。



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