「保険料は一生上がらない」という言葉でトクした気分になっていませんか?

あなたは「保険料は一生上がらない」という言葉でトクした気分になったことはないですか?

 

行動経済学という学問があります。”経済学”と言ってもとても簡単で、私たちが普段どのような状況でどのように物事を選択するか、そしてどう行動し、その結果どうなるのかということを考える学問です。

 

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「保険料は一生上がらない」という甘いキャッチフレーズにご注意!

「ある商品のCMをみて魅力的だったので購入した」という行動を一度想像してみてください。有名な消費者金融のCMでは「10万円借りて、利息は1ヶ月にコイン3枚(1500円)」と放送されていました。

 

あなたは10万円借りて利息が1500円というのは安いと思いますか?多くの方にとって消費者金融の利息は高いというイメージがあるので「意外に安いな」と思うはずです。このようにわずか1500円の利息を魅力的に感じます。

 

とはいえ、利息が「1ヶ月に」という言葉に注意をしてください。1ヶ月で10万円返せる方であればまず消費者金融にお金を借りること自体をしないはずです。もし1年間で返すなら利息は12倍の1万8000円で金利は18%ということになります。

 

どうでしょうか?やはり消費者金融の利息は安くはないですよね?「消費者金融のCMをみた利息が安かったので10万円借りた」という行動は、”実際の利息は高いので間違っていた”ということになります。これは「本当は高いのに安い」というイメージを植え付けるという行動経済学を逆手に取ったCMだと言えるでしょう。これと同じことは今のご時世いくらでも行われています。

 

一方で保険のCMはどうでしょうか?それは「保険料は一生上がらない」という言葉に表れています。私たちはこれまで定期保険特約付終身保険やアカウント型保険など、更新型の保険に加入していました。更新時には保険料が2倍になることも珍しくはありません¥。

 

「そんなこと聞いてない」とか「高くて払えない」など更新時には頭を悩ませる方が大勢いました。そんな方々にとって「保険料は一生上がらない」というキャッチフレーズは心に響きますよね。

 

保険料を一生払い続けるということは嫌なものですが、デメリットと思えることであっても表現方法を変えるだけでまるでメリットのように聞こえてしまうので不思議なものですね。甘い言葉にはお気をつけください。保険料は一生上がらないですが、一生払い続けるモノですので。

 

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