保険ではインフレに勝てない!?貯蓄する際は物価上昇にも意識が必要

保険ではインフレに勝てない!?貯蓄する際は物価上昇にも意識が必要

保険という商品は基本的に長期固定金利の金融商品です。なので、将来の保険金の金額というのはあらかじめ契約した段階ですでに決まっており、物価の上昇には勝てないのです。

 

今回はこの保険という金融商品がインフレに勝てないとはどのようなことなのか、また貯蓄する際にこのインフレをなぜ意識せねばならないのかというところをみていきましょう。

 

スポンサーリンク

 

保険でインフレに勝つことは不可能!?物価上昇を意識しよう

将来の物価は予測不可能

「保険がインフレに勝てない」というのは、物価の上昇に保険の金利や保障が追いつかないということを指しています。これをわかりやすくご説明しますと、たとえば、40歳の男性がお葬式代や相続税の納税資金を確保するために「500万円の終身保険に加入した」と考えてください。

 

60歳までの20年間で支払う保険料は1ヶ月16000円程度です。

16000円×12ヶ月×20年=384万円

保険料の負担が384万円で死んだら500万円受け取れる保険は、果たして”おトク”と言えるのでしょうか?

 

また、平均寿命で考えると男性が死亡する年齢は81歳です。41年後に受け取る「500万円」という金額の価値を考えてみましょう。

 

アベノミクスで「インフレターゲット2%」という政策がありましたが、これの通りに政府と日銀が毎年2%のインフレを仮に実現したとしたら、500万円の価値は半分になってしまいます。これでは500万円の立派な葬式でも半額しか賄えないということになります。

 

スポンサーリンク

 

40年前の物価と比較してみよう

保険ではインフレに勝てない!?貯蓄する際は物価上昇にも意識が必要

インフレで世の中のモノの値がどの程度上がるのかはその商品やサービスによって差が出ます。「お金の価値」を単純に比較するということは難しいものがあります。そこで「今の物価は40年前と比べてどの程度の水準なのか」というところからみていきましょう。

 

平成27年は昭和にすると90年ですからちょうど40年前は「昭和50年」ということになります。この当時に500万円で取引されていたものが”現在はいくらぐらいなのか”を考えるとだいたいの価値がわかってくると思います。

 

ここでは、消費者物価の数値を使って考えてみましょう。消費者物価指数の1番新しい数値は平成25年で、この時の物価は昭和48年の約2.4倍です。これは昭和48年の500万円は平成25年の1205万円の価値があるということになります。

 

もちろん高度経済成長期時代と現在を同じように考えるということはできないのですが、インフレとはこういうことになるのです。若い方は特に将来受け取るお金を現在の金額で固定してはいけません。保険は固定金利の金融商品です。

 

保険では物価の上昇にその金利や保障が追いつかないので、保険商品で貯蓄をすることなどもあまりお勧めしません。死亡保障は掛け捨てタイプを選ぶというのが賢い保険選びのポイントです。

 

まとめ

先述した500万円の保険金の40年前を参考にして比べるとどうなるのかおさらいしましょう。

40年前の500万円の価値:1205万円

これは当時の500万円で今の1205万円分の買い物ができるという意味。

  • 昭和48(1973)年の消費者物価指数:719.5
  • 平成25(2013)年の消費者物価指数:1734.8 

※1734.8÷719.5=2.41 500万円×2.41=1205万円

これを40年後に当てはめると‥

40年後の500万円の価値:207万円

※500万円÷2.41=207万円

 

保険料負担384万円に対して、受け取れる保険金は207万円の価値しかなくなっているかもしれません。40年間物価が常に上昇し続けるということはありませんがお金の価値はこんなにも変わるのです。

Next..

http://days-works.xsrv.jp/okane-boshitecho/hoken-kangaekata/

 

 

あなたにオススメの記事

http://days-works.xsrv.jp/okane-boshitecho/hoken-risk/

http://days-works.xsrv.jp/okane-boshitecho/hoken-erabikata/

 



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です