「キャリートレード」とは?金利の高い国にお金は集まるの?!

今回は「キャリートレード」という言葉について少し見ていきましょう。
 

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「キャリートレード」とは?金利の高い国にお金は集まるの?! 

そもそも「キャリートレード」という言葉の定義は…

キャリートレード(キャリー取引)は、「金利の低い通貨で調達(借り入れ)した資金を、外国為替市場で金利の高い他の通貨に交換し、その高金利で運用して金利差収入等を稼ぐ取引(運用手法)」のことをいいます。

引用 http://www.ifinance.ne.jp/glossary/investment/inv038.html

なんか分かりにくいので、わかりやすく噛み砕いて説明していきますね。

 
工業製品やエネルギー、食料品などは輸出入額がとても大きいので、為替変動に大きな影響与えますが、同様に、取り扱い額が大きくて為替を変動させるものとして金融商品があります。
 
 
 
実は、車や石油などの具体的なモノよりも、こうした金融商品の方が売買金額の総額は大きく、短期的には即座に為替に影響を与えます。
 
 
例え話をします。
日本では「コロッケ」を売っています。アメリカでは「ハンバーガー」、ヨーロッパでは「サンドイッチ」を売っています。
世界中の人々が「アメリカのハンバーガーはおいしいよね!」と言い出しました。しかし、ハンバーガーはドルでなければ買えません。
 
 
 
すると日本人は円をドルに交換して、ヨーロッパの人々はユーロを売ってドルを買い、ハンバーガーを買うことになります。この結果、ドルの需要が高まって「ドル高」になります。
 
 
 
円とユーロは売られて需要が下がり、結果、円安、ユーロ安になるわけです。同じように世界中の人々が「サンドイッチがおいしい!」と言えばユーロ高になりますし、コロッケが人気になれば円高になります。つまり‥
 
その国の人気商品は、その国の通貨でないと基本的には買えないのです。食べ物の人気はその美味しさで決まりますが、金融商品の人気は、主に「金利の高さ」で決まります
 
その国の金利が上がると人気が出る商品とは、なんでしょう?
 

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国債、社債、預金等は、金利や利回りが高ければ人気が高まりますね。また、その国の市中金利が高くなれば、銀行や証券会社の収益が上がるので、その株も買われます。
 
 
 
また、そもそもその国の金利が上がるという事は、その経済がインフレに向かっていて、企業の収益が上向くと考えられるので、その意味においても全体的に株価や投資信託の価格が上昇すると考えられ、世界中から資本が集まります。
 
 
 
その国の金利が上がると、世界はその国の金融商品が欲しくなり、それを買うために世界はまず、その国の通貨を買うのです。これをキャリートレードといいます。
 
 
世界には膨大な量のお金がウロウロしていて、少しでも儲かって、安全で、手元の資産が目減りしない金融商品を、日々24時間探し求めています。その最たる道しるべが高い金利なわけですね。世界中のお金は、金利の高い国と金利の高い商品に集まってきます。 

 

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