闘病生活で収入が心配!がん患者は障害年金をもらえるの?

がんになって闘病生活が続いていて、仕事も以前のようにはできずに、収入が減って将来に不安を抱えているという方もいると思います。そこで今回は、そんなときに生活を支援してもらえる制度をご紹介します。 

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障害が生じた生活を支える制度

障害年金

病気や怪我で障害が生じて、満足に働けなくなったときには、請求して認められれば公的年金から障害年金が支給されます。がんや糖尿病などの病気の場合にも対象になる場合があります。
 

障害年金が認められるには?

がんの障害認定

がんが原因による障害のために体の機能が制限されたり、日常生活に著しい制限を受けるような状態になったりしている場合に障害年金が支給されます。
 
 
原則として初診日から1年6ヶ月経過した時点の体の状態によって認定されます。
 
 
 
また、初診日から1年6ヶ月経過していなくても、大腸癌がんで人工肛門を設置したり、泌尿器系のがんで人工膀胱を設置したり、尿路変更術を受けた、喉頭がんで喉頭を全摘出した場合などは3級以上相当と認定されています。
 
 
 
初診日に厚生年金の被保険者で、上記の手術や措置を受けている場合は、障害厚生年金を請求して認められれば翌月から支給されます。 
POINT

日本医療政策機構が実施したがん患者意識調査によると、1600人の回答者のうち121人(7.5%)が、経済的な負担が原因で治療を断念したり、受けたい治療を諦めたりして、治療費の負担が少ない治療を選ばざるをえなかったと回答しました

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がんの障害等級

がんを原因とする障害の状態で1級、2級、3級が障害年金支給の対象となります。

1級:自力での活動範囲が制限される状態。入院中なら病室内、自宅ならベッドのある部屋だけで、全面的な援助や介助が必要となる状態にある場合。

2級:がんや抗がん剤などの治療によって全身衰弱や身体機能に障害が出て日常生活に援助が必要で、外出も厳しい状態にある場合。

3級:通常勤務が不可能な場合。3級は厚生年金、共済年金加入者のみで、国民年金加入者は適用されない。

上記のような状態にまでなっていなくても、検査数値や自覚症状、医師の所見などで身体機能の低下が明らかな状態であれば、3級以上相当と認められ、受給できることがあります。 

がんの障害年金の申請に必要なものは?

医師の診断

がんで障害年金を請求するためには、医師の年金請求専用の診断書が不可欠です。診断書には医学的所見だけではなく、日常生活や仕事での困難な状態についての医師の意見を書いてもらいます。

医師の診断書は具体的に!

医師の診断書に日常生活に支障をきたしている状態が具体的に書かれていないと、障害認定3級不該当として障害年金の支給が認められないことがあります。
 
 
一緒に日常生活や仕事が困難である状態を話して、診断書には「抗がん剤治療中はほぼ寝たきりで介助が必要な状態」「仕事は治療前の4割程度しか行えない」など、日常生活や仕事で困難を抱えている状態を具体的に書いてもらうようにしてください。
POINT

併合認定=がんが原因でうつ病併発したりして、身体動作能力が低下するなどの障害が現れた場合は、元の診断書とともに精神障害診断書や肢体障害診断書を追加して提出すると、認定されやすくなったり、障害等級が上がったりすることがあります。



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