カンボジアの「5%ドル定期預金」と日本の銀行の「0.1%ドル定期預金」を比較してみた。

今回はカンボジアの「5%ドル定期預金」と日本の銀行の「0.1%ドル定期預金」はどちらが有利なのかというのを比較してみました。それでは順番にみていきましょう。

カンボジアの「5%ドル定期預金」と日本の銀行の「0.1%ドル定期預金」を比較してみた。

これは結論からいうと、カンボジアの5%の定期預金はリスクを受け入れられる人限定です。同じドルの外貨預金でも海外と国内では大きく金利が異なるということがあります。

 

どちらも同じドルの預金なのになぜこんなにも金利差があるのでしょうか。その理由はリスクが異なるからです。カンボジアの流通通貨はドルが使われています。1ドル以下のお金のやりとりは現地の通貨単位「リエル」を使いますが、銀行預金も通常は現地の通貨とドルの両方が用意されています。

カンボジアの定期預金の金利例

 1ヶ月3ヶ月6ヶ月9ヶ月1年2年
ドル2.002.503.504.004.755.50
リエル-5.006.00-7.008.00

カンボジアの銀行にドルでお金を預けると、1年定期で5%程度の金利がつきます。同じドルの外貨預金は日本国内では金利0.1%程度です。カンボジアの銀行の方が50倍の金利が付くようになっています。

 

カンボジアの銀行でドル預金するには、現地に行かなければなりません。窓口でパスポートを見せれば、口座開設は外国人でも可能です。1万ドル(約115万円)を預ければ、5%として年間500ドル(約6万円・税引き前)の利息を得ることができます。

 

1000万円で年間50万円になりますから、旅費を払ってもお釣りがきます。しかし、高金利には理由があるのです。

「金利差」は「信用力の差」

カンボジアの銀行の経営は現時点では問題はありませんが、もしカンボジアの銀行が破綻するような事態に陥れば、預金の元本が戻ってこない可能性があります。日本の預金保険制度のような仕組みはカンボジアにはまだ存在しないのです。

 

日本国内でも外貨預金は預金保険の対象外ですので、同じと思うかもしれませんが、日本の銀行の信用力とカンボジアの銀行の信用力は大きく異なります。

 

カンボジアの経済規模はまだ小さく、安定性では日本の銀行に比べて大きく異なります。信用リスクを日本のメガバンクと比較すれば圧倒的にカンボジアの銀行の方が高いと言えるのです。

 

同じアメリカのドルの預金にも関わらず大きな金利差があるのは、この信用力の差が反映されたものなのです。もし、そんなカンボジアの銀行の信用リスクを取ることができると考えるのであれば、カンボジアのドル外貨預金は投資対象として検討することができるでしょう。

 

信用力が低いことをリスクとして認識して、そのリスクの見返りとして5%という高金利の運用を実現したいのか、あるいはわからないから日本の金融機関で安全に運用しようと考えるのか。リスクに対する考え方がどちらの投資をするかを決めるポイントになります。

まとめ

リターンの高い金融商品には、必ずそれに伴うリスクが存在します。高金利商品は、投資先や預け入れ先の信用リスクが高く、そのリスクが取れるかどうかを慎重に判断するべきでしょう。



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